01 DESIGN BASE一級建築士事務所の大山友紀一さんによる、三鷹市にある集合住宅のリノベーションプロジェクトです。
建築家と共にマンション探しをする中で見つけたのは、生産緑地に面した南向きの明るい一室でした。
生産緑地は、農地を計画的に保全するという制度です。良好な都市環境の形成を目的とされており、長期的に環境が変わりにくいという利点があります。その環境を活かして、2部屋に分かれていた元の間取りから、リビングルームを一体にすることで外部環境を住戸の中に取り込む計画がなされました。開口からは豊かな日差しが入り、緑地に面した眺望を楽しむことができます。
その他のスペースは建て主の希望予算に合わせて、部分的なリノベーションが施されています。玄関部分は、広々とした土間部分に、ストレージ、洗濯物干し、家事スペースが確保されており、使い方によってはちょっとしたワークスペースにもなります。窓付近に排気用ダクトを確保することで、ご夫婦の強い要望でもあったガス衣類乾燥機も備えることができ、家事のための動線がまとめられています。
もともと水回りは、天井高が低く、特に床は躯体に直接の仕上だったため、配管スペースがありませんでした。そこで、見えない部分に隠し壁を作り、配線・配管ルートが表に出ないよう工夫されています。それにより、凸凹が出ないスッキリとした印象に仕上がっています。
- 住所:東京都三鷹市
- 床面積:81.29㎡
- 築年数:2000年
- 構造規模:RC構造
- 設計・監理:01 DESIGN BASE一級建築士事務所 大山友紀
- 施工:内田建設株式会社
- 写真:大山友紀
- 不動産コンサルティング:創造系不動産 井上遼介