創造系不動産の研修制度
創造系不動産で身に着く能力は「不動産・ファイナンス・コミュニケーション・プロジェクトマネジメント・営業・経営」と言われています。時代をリードするプロとして独立企業するための、みなさんがこれまで修練してきた「建築設計」以外の能力をトレーニングすることになります。創造系不動産がこれまで培って来たのは、まさに「建築と不動産のあいだ」「建築と経営のあいだ」を体現するメンバーの育成能力です。
そのために自社および社外の研修機関と提携し、以下のようなトレーニングを行っていきます。
- ・社会人としての基礎的な考え方と行動(研修機関)
- ・ビジネススクールでのチーム経営研修やリーダーシップ研修(グロービス経営大学院大学)
- ・マインドセットやモチベーションコントロール(マインドフルネスコーチング)
- ・不動産業務の進め方や営業(不動産実務家研修)
- ・動画を用いた社内向けの動画研修(社内研修)
- etc
不動産の世界に飛び込んで建築業界との懸け橋になり変革を起こしたい方、お金や不動産、ビジネスの知識・スキルを身に着けたい方、自分自身で建築業界に問題意識をお持ちで、なんとかしたいと考えている方、様々なキャリアで建築出身のメンバーと一緒に新しい「あいだ」の開拓に挑戦していく方を募集いたします。
不動産の知識ではなく、建築への情熱があれば大歓迎です!
チーム制度(リーダー制度)とは
創造系不動産で実践されている多くの人材施策の中でも、「チーム制度(リーダー制度)」は独特であると言われています。メンバーは2~3名ずつのチームに分かれ、日常業務を行います。
チームリーダーは、チームの経営を任されます。チームは創造系社内の小さな会社のようなもので、独立した会計形式を持っています。リーダーを中心にチームの目標を達成すべく、自ら考え集客や契約を行い、顧客や設計事務所に貢献する方法を考えます。誰かの役にたち喜ばれることが、チームを成長させるということ、ひいてはそれが会社経営であるという単純なことを、現場で体で学びます。
それに関連して、創造系不動産は社内の会計が公開されています。ミーティングではそれを確認して、常に正しい管理会計の知識を教わります。限りあるリソースを用いて成果を上げる方法を学び続けます。
たくさんの建築家から学ぶ
私たちは、建て主と建築家のものづくりを縁の下で支える仕事です。設計事務所では、自ら考え、図面やスケッチで表現し、建て主と打合せをしていたと思います。創造系不動産では、そうした設計事務所の業務の与条件に関わる部分(土地探し・ローン・収支計算)が仕事になります。
このように間接的にでも、ものづくりに参加できることは何よりも喜びですが、その様々な建築家の仕事の仕方にいつも驚かされます。私たち自身が良く知っているのですが、建築家が生み出す空間、思想と同様に、仕事の進め方も千差万別です。その高いレベルでの協業を経験することは、さらに視野を広げ、一生の学びがあるでしょう。
ロードマップ
メンバーがまず習得することは、もちろん「不動産」です。これまでに培った「建築」の知識や技術に加えて、まったく異なる不動産の知識と技術を、ゼロから一気に高いレベルにまで引き上げます。ものづくりのスピリットと、適した環境があれば、それは難しいことではありません。
努力次第で2~3年目にチームを率いるようになります。ビジネススクールで学んだ経営やマネジメントの方法を、さっそく実践できますし、結果は必ず数字で現れます。経営で大事なことは、会計や売上を考えることよりも、メンバーとともにモチベーションが高い状態を創ることです。それは技術が必要です。自分たちが楽しく切磋琢磨し、顧客や建築家に大いに貢献し、そして自分自身が成長し、報酬も高めていきます。
5~7年でリーダーからマネージャーとして実力を身に着ける先に、新しい事業を考え、社内で実行することができます。ここから先のロードマップは、与えられるものではなく、自分たちで創るものです。未来の「建築×不動産のビジネスモデル」によって、さらに社会に大いに求められる人材になってください。