本書は、創造系不動産のブランドコンセプト「建築と不動産のあいだを追究する」の実践の記録です。
商品やサービスがますます多様化し選択肢にあふれる「大比較検討時代」において、建て主が大切にする想いを、不動産コンサルから建築家へきっちりバトンパスしていくための、「建築不動産フローVFRDCM」と「6つのケーススタディ」。
建築と不動産のあいだとは何か?いったいどんな価値があるのか?また不動産やお金には、どんな意味があるのか?
住宅からオフィスまで、様々な建物づくりを新しい視点で捉え直す、創造系不動産の全てが書かれた一冊です。

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プロローグ 大比較検討時代の幕開け ~仕組みが変わった建築設計市場1章 なぜこれからの建築に不動産思考が必要なのか

インターネットがもたらした具体的な変化
建て主の多様化が意味すること
新中間層の建て主が建物づくりを通じてつかみたいもの
建て主が抱くお金の不安
不動産会社の役割
仕組みがことなる建築デザイン業界と不動産業界
建築と不動産のあいだ

2章 クリエイティブな不動産思考の方法建築不動産フロー

建物づくりの6つのフェーズ VFRDCM
V:ビジョン ~将来の目標を具体的に定める
F:ファイナンス ~コストからファイナンスへ
R:リアルエステート ~「土地」と「敷地」を見よう
D:デザイン ~VFRをデザインに昇華する
C:コンストラクション ~アイデアを現場で形に
M:マネジメント ~居住・使用・運用の始まり
あなたの不動産思考度を測る ~あなたの壁はなにか

3章 建築的・不動産思考の実践~6つのケーススタディ~

ケーススタディ1「不動産広告の常識から抜け出せ!」
ケーススタディ2「土地を選ぶ。右か左か?」
ケーススタディ3「親族関係を設計せよ!」
ケーススタディ4「クリエイティブに分筆線を引け!」
ケーススタディ5「必要な土地の広さを逆算せよ!」
ケーススタディ6「ビジネスモデルをデザインせよ!」
ケーススタディEX「建築と不動産のあいだの世界に参加しよう」

巻末座談会

建築と不動産のコラボ最前線 久山敦×高橋寿太郎×島田陽×木下昌大

(学芸出版ホールでのトークイベントの一部を収録しています)

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