「掛け合わせ」が新しい価値を生む

建築やインテリアデザインに用いられる多彩な内外装材や照明、音響、水回り設備といった最新アイテムを数多く展示し、毎回大勢の来場者を集める「BAMBOO EXPO」。
2026年5月28日に開催された「BAMBOO EXPO 25」でのトークセッションに、高橋寿太郎が登壇しました。

BAMBOO EXPO_01

BAMBOO EXPO 25
開催日:2026年5月27日(水)、28日(木)
会場:東京都立産業貿易センター浜松町館〈2F〉展示ホール
主催:BAMBOO MEDIA Co.Ltd.

建材メーカー各社のブースが賑わいを見せる中、特設ステージではトークセッションが行われました。登壇したのは、KOKUYOクリエイティブデザイン部 部長・ビルエリアリノベーション室 室長の青木耕治さん、創造系不動産の高橋寿太郎、そしてファシリテーターにBAMBOO MEDIA代表の笈川誠さんです。

BAMBOO EXPO25_02

セッションのキーワードとして笈川さんが掲げたのは、「異種交配による化学反応」。異なる領域や視点を掛け合わせることで、新たな価値や可能性を生み出そうという考え方です。

BAMBOO EXPO25_03

創造系不動産は、建築的な視点を活かした不動産プロジェクトとして、イマケンビルなどの事例を紹介しました。
一方、KOKUYOはオフィス家具やインテリアのイメージが強い企業ですが、近年は街やエリアに対しても積極的に関わり、
改修プロジェクトや場づくりに取り組んでいます。セッションでは、そうした実践事例が紹介されました。

BAMBOO EXPO25_04

特に印象的だったのは、KOKUYOが大きな組織でありながら、経済的合理性だけを
追求するのではなく、地域のコミュニティやその場所ならではの物語を大切にしていることです。
青木さんは「経済的合理性と美学の狭間を縫う」と表現されていましたが、その言葉には強く共感しました。

創造系不動産が取り組む「建築と不動産のあいだ」というテーマとも重なる部分が多く、
領域を越えて価値を生み出そうとする姿勢に大きな刺激を受けたセッションでした。

 

文:創造系不動産 大島菜々子