建築家イスナデザインが手掛ける東京都杉並区荻窪の戸建住宅の新築プロジェクトです。

敷地はもともと一つの宅地を3つに分譲し建売されたもので、それゆえに共用配管や電線が入り組んでいました。

建物だけでなく共用配管や電線にも所有権が発生し、隣地の人と共有していたり、入り組んでいる場合、その経路や権利関係が混乱しやすいといった注意点があります。

解体や新築に際して、不動産業者、所有者、設計者、施工者の意識外になりやすく、近隣トラブルに発展してしまうこともあります。

このプロジェクトでは建築家に意見をもらいながら土地購入時点でインフラ状況について整理を行いました。

土地を購入する前に建築家と不動産が協力して土地の持っている情報を明らかにすること、

土地建物とその付属物について整理することによって、建築時のトラブルを未然に防ぐことにつながります。

荻窪に新たな建築家住宅が生まれようとしています。

 

プロジェクト進行中…

  • 住所:東京都杉並区
  • 構造規模:木造軸組工法 地上2階建て
  • 設計・監理:イスナデザイン
  • 不動産コンサルティング:創造系不動産 川原聡史