CASE STUDY87Y邸

東京都立川市の戸建住宅の新築プロジェクトです。

このプロジェクトは周辺環境を読み込むことで、クライアントへの土地購入の後押しができた事例です。
売地の不動産販売図面の表現は、敷地と接道部分と所有者区分の表現でした。

不動産販売図面の表現の場合、周囲の状況と情報が記載されていないことが多く、住宅が立ち並んでいるようにも考えられてしまいます。
実際の敷地は南側に生産緑地が広がっていることが調査することで判明しました。
生産緑地に建築物が建つ可能性は極めて低く、隣地からの採光等の影響が少なくなる好条件の敷地だったのです。
※生産緑地とは生産緑地法で定められたもので、市街化区域内に存在する宅地が制限された土地です。

現在、施工フェーズに差し掛かっています。周辺環境を読み解くことで、新しい可能性が見出された敷地に建築される住宅が楽しみです。

以下、建築家のスケッチです。

プロジェクト進行中…

住所:東京都立川市
構造規模:木造軸組工法 地上2階建て
設計・監理:シグマ建設株式会社+小野晃次郎
不動産コンサルティング:創造系不動産 川原聡史

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