CASE STUDY58多摩丘陵のマンション

建築家・長谷川祥さんの自邸、マンションリノベーションのプロジェクトです。

昨今では、購入した不動産をご自身のライフスタイルの変化に合わせて買い替えをする方も増えてきています。

皆さんは不動産の流通性について考えるとき、どんなことを考えますか。

不動産業界ではしばしば、流通性の基準として「駅からの近さ」を重視されることがあります。

しかし不動産、特に家を選ぶ際に「なぜこれを選ぶのか」は、必ずしも駅からの近さだけではありません。在宅ワークをする人も増え、ワークライフバランスが重要視される昨今は、家に求められることも増えてきています。その場所で子育てをする、家で仕事もする。家を取り囲む周辺環境の良さや、その家自体の魅力も流通性の大きな要因です。

今回、建築家が選んだのは駅からバスで約10分、生田緑地に近い傾斜地に建つ、築25年のマンションでした。

丘の中腹に建つマンションの5階の部屋ですが、崖地に建っているため、道路側は5階ならではの眺望を享受しながら、裏側はマンション共用部の公園に面しています。

建築家はこの建物の持つ全く違う2つの面の心地よさを存分に活かし、かつ2つの異なった空間を見事につなげ、ポテンシャルを最大限に生かしています。築25年の閉鎖的だったマンションは、2つの風景に向かって解放された、上品でありながら、どこかかわいらしい空間へと変貌を遂げました。

より価値の高いリノベーションをできる物件、そのポテンシャルを読み解くことも、建築家との物件探しの大きな魅力です。

 

 

住所 : 神奈川県川崎市多摩区
構造規模 :鉄筋コンクリート造9階建ての5階部分
設計・監理:長谷川 祥
撮影:土屋 光司
不動産コンサルティング:創造系不動産 川原 聡史

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