CASE STUDY61slash

駒田建築設計事務所設計によるさいたま市の30代夫婦と子供ふたりのための住宅です。
敷地は駅から徒歩圏、幅4mの生活道路と幅16mの国道が鋭角に交差する手前に位置し、2面が道路に面しています。さらに四隅の角度が変形した敷地です。

建築家が与条件を設計へ反映させるだけでなく、資金計画のシミュレーションや土地の選定の段階から一緒に検討する事で、計画は整理されます。

2階は三角形の床が3段にスキップする大きなワンルームです。国道側は仕事をするスペースや、奥さんの趣味であるダンスのステージとしても機能しています。生活道路側はキッチン、ダイニングスペースが設けられています。

建築家とクライアントは細かく資金計画を立てシミュレーションを行い、深く検討しました。
いくつか考えられる選択肢をどう選択し決定するかは、融資条件や資金計画、ライフプランだけで選択されるべきではありません。そこでの暮らしや、住宅を建築する目的も大切な判断基準になり、その検討には建築家の能力が不可欠です。
そういった選択の積み重ねによって、この敷地に建築家とクライアントにしかできない住まいが実現しました。

以下、建築家のテキストです。
さいたま市に建つ30代夫婦と小さなお子さん二人の4人家族のための住宅です。交通量のある中山道と細い生活道路が斜めに交差する手前の変形敷地に建っています。短手の一方が幹線道路、他方がほとんど車通りのない生活道路に面していて、四隅は大きく歪んでいる。一面的には捉えにくい環境でした。この状況に対して建築を無理に整えるのではなく、対比的な環境や空間の歪みを積極的に読み込むことで、この場所でしかあり得ない、多面的で力動的な空間の在り方を考えています。

住所:埼玉県さいたま市
敷地面積:84.59㎡
建築面積:50.65㎡
延床面積:95.24㎡
構造規模:木造 地上2階建て
設計・監理:駒田建築設計事務所 (http://www.komada-archi.info/)
構造設計:Q and Architecture
施工:大貫工務店(http://www.ohnuki-komuten.co.jp/)
不動産コンサルティング:創造系不動産 須永則明
写真:傍島利浩(http://www.sobajimax.com/)
雑誌:新建築住宅特集2020年4月号
TV:建物探訪 2021年2月20日 放送

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