CASE STUDY32Dolls - 着せ替え人形のように生成変化するオフィスビル

Design:飯島デザイン室+カクデザインオフィス

中規模オフィスビルのオルタナティブ

飯島デザイン室+カクデザインオフィスによる中規模オフィスビルの提案。
仮想の敷地を設定し、既存の中規模オフィスビルと差別化したオルタナティブな中規模オフィスビル企画です。

「スモールサイズのフツウ極まりないオフィスビルを、ワーキングコモンズという次世代のワークスタイルを支援するビルへと変換。多彩に塗り分けられた外壁や、様々なコモンスペースを充填し編集する内装によって、着せ替えドールのように衣装変えし、意欲的なワーキングコモンズのあり方を提案します。また同時に、建築と不動産のあいだにある、街や世間の可能性の渦をオフィスビルに投じる試みでもあります。」

Design:飯島デザイン室+カクデザインオフィス

Dollsの提供価値

最近の大小様々なオフィス事例から、テーマとなる要素をピックアップします。テクノロジーの発展によるものや、コミュニティ形成やコミュニケーションに関わるものまで。ただし、計画においては、すべてを網羅することがポイントではありません。重要なことは、いずれかからか破壊的イノベーションが起こる可能性があるということ。
特にシェアオフィスは、それを生むための有効な手段として認められています。「オープン・イノベーション」もその一種です。Dollsはその延長線上で、既存のシェアオフィスを引き伸ばしたような提供価値を目指しています。

Research:創造系不動産

個の状態に戻す

ひとりひとりの社員の立場(「個」)に立ったとき、それぞれはばらばらの可能性であり、同時に断続的なつながりを生み出しながら行動します。そして図のように、点と点がつながり、グループを組織し、またそれらグループが全体らしきものを形成。それが現代の経営環境のスピード感に対応できる方法のひとつです。

従来の機能別、事業別、またはマトリクス型の組織構造では重厚なため追いつきません。従来の組織構造という概念とクラウド型のマネジメントシステムとの併用により、それぞれが「個」の状態に戻ることができます。次世代のオフィスビルには、そうしたソフト面のサービスが必須となります。

Research:創造系不動産

ワーキングインサイト:Dollsのターゲット

「個」の状態に戻り、自由に仕事をするのが理想のひとつです。気分に合わせ、個はDollsからDollsを移動しながら、偶然を頼りにチームを組織することができます。この時、オフィスという概念は自然と街に拡大しますが、その街に特別なものは無くても良いのです。彼らはインテリジェントビルに飽き飽きしています。
企業から見たとき、彼らが発見する街の姿(媚びない街角、親子が遊ぶ公園、点在する隠れ家のようなカフェ)は、最初は資産には見えないでしょう。彼らの働くことへのインサイトと、いわゆる地域の地価や賃料がズレはじめているのです。

Research:創造系不動産

プロジェクト進行中…

企画・デザイン・各Dolls提案:
飯島デザイン室 飯島直樹 石原将也 貫井総子
カクデザインオフィス 林孝則

企画・リサーチ: 創造系不動産 高橋寿太郎 本山哲也

  CASE STUDY 31西早稲田の新オフィス

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