CASE STUDY90TWO

アンビエントデザインズの石黒 泰司さん設計による、兵庫県川西市の新築住宅です。

クライアントは建築家のご友人家族で宝塚市在住でした。建築家は名古屋在住、不動産仲介は東京在住と、チームの全員が遠隔による土地探しからはじまりました。

通常の土地さがしのお手伝いに加え、プロジェクトチーム、銀行、司法書士など関係者とのより緻密なコミュニケーションが求められました。

パンデミックやウッドショック、社会情勢による工事費高騰等、さまざまな困難に直面しながらも、ひとつずつを丁寧に乗り越え、竣工までたどり着くことができました。

敷地は、昭和の時代に大規模宅地開発された住宅地の一角にあります。
T字の交差点に面し、西方向には宝塚の山々が望めます。

敷地の裏手には、緑と水路を背負い、窓を開けるとせせらぎが聞こえる。
ここは、住宅地の中のオアシスでした。

ゆとりある敷地の中に、必要十分なボリュームが軽やかに建ち並びます。

視線を気にすることのない裏側には大きな開口を設け、仕上げやフロアレベルを変えることで、内と外を曖昧に繋ぎます。

ダイニングには、象徴的でいてかつ軽やかな柱が立ち、角度を振ることで人の動線を導き出します。

2階のボリュームは水平スリットによって切り離され、隙間からは家々山々が覗き込みます。

 

敷地の特性を最大限建築内に取り込んだ、緑あふれるのびやかな暮らしが広がっていました。

住所:兵庫県川西市
敷地面積:269.71㎡
建築面積: 71.21㎡
延床面積: 94.40㎡
構造規模:木造地上2階建て
設計・監理:アンビエントデザインズ一級建築士事務所 石黒 泰司
構造設計:1050Architects 東郷 拓真
施工:株式会社コムウト
カーテン:jyu+ 永吉 佑吏子
造園:園園 中山智憲
写真:大竹 央祐 (2枚目、3枚目)
アンビエントデザインズ(1枚目、4枚目、5枚目)
不動産コンサルティング:創造系不動産 佐竹雄太、安藤美香

  CASE STUDY 89U邸

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