CASE STUDY55OREC green lab 弘前 

乗用草刈機では国内シェアNo.1の農業機械メーカー・オーレックによる、ブランド発信拠点の全国展開です。企業のCRE戦略(Corporate Real Estate戦略)は千差万別ですが、オーレックは「草とともに生きる」をブランドコンセプトに、より良い農作物を生産する農家の方々に貢献するために建築事業を考えます。

キノアーキテクツを中心に開発されたCASE STUDY 14のOREC green lab 長野は、農業機械展示のプロトタイプとして、企業が追求するビジョンを建築空間として表現した好例として、大きな反響を生みました。これはその第2号店です。

青森県弘前。どこにでもある県道のロードサイドの古いショールーム。
これを活かしリノベーションする方向で検討に入ることができたのは、メンテナンスと建築確認申請の手続きが、継続的に、そして適切に、前所有者により行われていたからです。

実は45年前からこの場所に、県道が通る前からあった建築物です。田園風景に倉庫や工場が立ち始め、次第に商業施設に変わり、建築物は幸運にも4回目のリノベーションを迎えることができました。

長野では新築のプロトタイプを計画しました。
同様の施設コンセプトの今回、キノアーキテクツは、諸条件の違いを反映させた更なる発展をさせています。状態のよかった躯体を活かして雪国にふさわしい軒下をつくり、外壁のガラスカーテンウォールと一体となった大きな家具を配置しています。農機具を展示する大きな家具は、外部からの視認性も良く、県道を行き交う人々を惹きつけます。

こうして、全国2カ所目のOREC green lab が完成しました。ショールームとして製品を展示するだけでなく、農業や食に関するイベントやセミナーを開催し、さらに多くの方への関心を持っていただくきっかげづくりの場となっています。
自然の力を活かした緑豊かな社会の実現に向けて、3カ所目のOREC green lab 福岡も2019年10月にオープンしました。

住所 : 青森県弘前市
構造規模 : 鉄骨造1階建て
設計 : KINO architects 木下昌大 石黒大輔
構造: yAt構造設計事務所合同会社 森部康司
施工 : 南建設
ブランディングデザイン : エイトブランディングデザイン 西澤明洋 加藤七実
不動産コンサルタント: 創造系不動産 高橋寿太郎 野々垣賢人
写真:1枚目:オーレック 3、4枚目:中村絵

  CASE STUDY 54水戸の精米所転用

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