CASE STUDY47At terrace

 今回のプロジェクトでは、建築家と不動産が連携し、企画段階で収支計算を、設計段階で募集計画を、施工段階で賃貸募集を並行して検討することで、豊かな建築空間と賃貸住宅の収益性を兼ね備えた建築ができあがりました。

 建築としての豊かさと賃貸住宅としての収益性の両立は、建築と不動産とのあいだの大きな壁の1つです。
今回の進め方は、賃貸住宅プロジェクトにおけるプロセスのプロトタイプと言えます。

 建築家の廣部剛司さんが、工事途中での内覧会を実施いたしました。
通常は、竣工後に建築家から不動産へとバトンが渡されますが、それとは異なり建築家と不動産のタッグならではの光景です。

 40㎡、70㎡の住戸が並ぶ賃貸住宅です。

 キッチンからリビング、テラスへと、南側の外部空間に暮らしがつながっていきます。

 無垢のフローリングや塗装の壁、スキップフロアによる空間の変化など、暮らしを楽しむデザインが施されています。階段は2階の開口からの光を1階まで届けます。

 この土地に建っていた、クライアントの祖父の住宅に使われていたガラスが、新しい住宅でも使用されています。時代を超えて引き継がれる構造や住宅。祖父から孫へ、そして更に次の世代へと記憶を継承します。

  CASE STUDY 46BIOTOPE OFFICE

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