Buttondesign設計による四街道市の若い夫婦と子供のための住宅です。
土地探しには、クライアントが取捨選択しなければならない要素が数多くあります。
立地、面積、価格、方位、周辺環境、接道間口、道路幅員、教育環境、治安等、何を重要と考えるかは住まい手によって様々です。
いくつもの土地を比較検討していくと、選択肢が増えすぎて、何をどう選べばよいか迷ってしまうことがあります。
クライアントにとって何を優先すべきか。「家を建てる」というゴールに向かって、最適な選択ができるように建築家は土地探しからサポートしました。
CASE STUDY30四街道の家

Buttondesignの二人が見つけたのは、三方向に接道している土地でした。周辺には田畑が広がり、生い茂る木々の中に野ウサギが生息しているようなのどかな風景と住宅地が混在する、豊かな自然の中に人の気配も感じられる場所です。土地の広さも300㎡と充分に庭を作れます。


程よい大きさの二つの庭を東西に分けるように建物が配置されました。家庭菜園や植栽、バーベキューなど、屋外のアクティビティを楽しむには十分な広さがあります。

庭仕事の道具を仕舞う軒下のような土間空間、家族が思い思いに過ごす気積の大きな居間、そこから奥に入ると家族のプライベートな部屋に繋がります。土間、居間、寝室と領域を分けながら、二つの庭を介して繋がりを持ち続けられるような住宅ができました。


クライアントが大切にしていたのは、庭と住まいのアクティビティが連続していた小さなころの暮らしの記憶でした。
土地探しの段階から、buttondesignの二人は、風景や絡み合う環境要素を紐解き、クライアントの原風景に思いをめぐらせて、理想の暮らしを想像していたのだと思います。
住所:千葉県四街道市
延床面積:91.60㎡
敷地面積:300.19㎡
構造規模:木造地上2階建
設計監理:Buttondesign
構造設計:株式会社坪井宏嗣構造設計事務所
施工:かしの木建設株式会社
家具:retour/三村悠
造園:en landscape design
撮影:淺川敏
不動産コンサルティング:創造系不動産 須永則明



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