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家作りについて

ほとんどの方にとって、自分や家族が住む家は「借りて住む」か「買って住む」かどちらかです。最近では、不動産価格は下がるかもしれないから必ずしも買って住むのが有益とは限らないという意見もありますが、そうかもしれませんね。

それでも多くの方が「賃貸の家賃はもったいない」「家族が増える」「広い家が欲しい」「資産を持ちたい」そんな動機で購入のご相談に来られます。そんな方に参考になれば幸いです。家作りについてです。

家作りのポイントは何でしょうか。お金でしょうか。広さでしょうか。通勤通学でしょうか。はたまた教育、環境、安全性でしょうか。もちろんそれらは全て重要です。でも意外と多くの方が忘れがちになってしまうのが「時間軸で考える」ことです。将来のこと、というよりも、今、5年後、10年後、15年後、20年後・・・とより具体的に家族や生活をイメージされることをお薦めします。

しかしこれはなかなか難しいものです。不動産を買うといっても、投資マンションやビルと言った投資不動産のほうが、「10年で出資金を回収する」など目的がはっきりしているので、まだ分かり易いと思います。家も不動産ですが単純な投資ではないですから。

そのため家作りを考えるときは、ぜひコンサルタントやブレインを味方につけて、相談することをお薦めします。理由は3つあります。

【理由1:家作りを突き詰めていくと、いろんな要素が絡み合い難しくなるから】
【理由2:一般的に、人は今を優先してしまい、将来をイメージしにくいから】
【理由3:また人は自分のことを客観的に考えるのが苦手だから】

私たちはたくさんの顧客のライフプランやフィナンスプラン、またプランニングや不動産についてご相談を頂き、応えて来ましたが、(恥ずかしい話かもしれませんが少なくとも私は)私自身のフィナンシャルプランや不動産については、自分だけではやはり良く分かりません。知人のコンサルタントや各種専門家の助けを借りるようにしています。あまり先のことを具体的に見たくないと無意識で考えてしまいますし、自分の都合よく考えてしまったり、逆に縮こまって考えてしまったりするからです。

ですから皆さんにも、コンサルタントやブレインにご相談されることをお薦めします。これからは個人でも不動産コンサルタントに依頼する時代です。そうして時間軸で家作りを突き詰めていくと、家作りとは、「将来の家族の生活像」「家庭の資産形成方針」「建築の空間性」それらぜんぜん別次元にあるものを同時に見るような楽しい活動であることに気付くでしょう。

はっきり言って将来は分かりませんし、それに正解はありません。しかしそれに向き合う機会だと思います。「月々の返済を抑えよう」「インフレに備えよう」「節約しよう」、そうした観点も重要です。同時に「子供が18歳の時に、自分や妻は何歳で、これくらいの資産があって、部屋はこうリフォームして・・・」というビジョンもある方が良いですね。

あと建築家やデザイナーにもぜひ相談してください。土地や中古マンションを新たに購入しようとしている方は、その前に彼らに相談したほうが良いと思います。現金で買うにしても住宅ローンを組むにしても、何れにしても大きな買い物です。家族が長年暮らす空間から得られる快適性や利便性は、彼らのちょっとしたアイディアや技術で大きく変わるものです。それこそ時間軸で考えると、効果はとても大きいです。 家作りは家族と過ごす時間と空間の資産形成について考えることですから。

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