ケーススタディ

CASE STUDY 13カナエル

カナエル社は神奈川県で創業50年を迎える、LPガス会社です。LPガス(プロパンガス)を1万4000戸に供給しています。業界慣習をくつがえし、お客様のため徹底的に情報公開するという経営改革によって、「正直サービス事業」という新しい全体コンセプトが生まれました。生まれ変わったカナエル社はグッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)を受賞しました。
今回の計画はブランディングデザイナーの西澤明洋さん、建築家の木下昌大さん、PRの出口はるさんと創造系不動産の4者がクライアントと一緒にチームを形成して進めました。西澤さんは業界のリサーチからはじめ、カナエルの理念をコンセプトとして具体化しました。LPガス部門の「オープンでわかりやすい、だから安心 正直で親切、それが信頼。すべての人のグットライフカナエル」、リフォーム部門の「ハウジングヒストリー、始まる」というそれぞれの新しいコンセプトが生まれました。
それらのコンセプトを表現できるような新社屋。経営陣と、各部門の担当者達とのワークショップを通して浮かび上がったキーファクターを具現化し、小さな家形が連続するオフィスっぽくないオフィスが完成しました。前の国道を走る車にカナエルの存在を印象的にアピールしています。土地選定の際に期待されていたことでした。
小さな家形で小分けされたスペースによって、緩やかに繋がる空間。全体会議室からエントランスホールが見えます。完成時には、取引先の方々やメディア、お客様をお呼びして地域の皆様にカナエルを広く知って頂く機会を設けました。
室内にいながら家と家の間の路地にいるような感覚。内と外があいまいなユニークな空間が多様に連続しています。
今回の設計プロセスも工夫がありました。複数部門の最適な関係性を探るために採用されたフローです。

LPガス会社の新しい支社ビルの計画です。
企業に対する建築不動産フローのVFRDCM。企業の経営戦略を立てながら、適切なファイナンスのもと様々な可能性をクライアントと一緒に考えていきます。企業のブランディングデザインを軸に、建築と不動産の間を追及しています。

住所: 神奈川県秦野市
構造規模: 鉄骨造地上2階
全体ブランディングデザイン: エイトブランディングデザイン 西澤明洋
不動産コンサルタント: 創造系不動産 高橋寿太郎
設計: KINO architects 木下昌大 石黒大輔 山崎雅嗣
PR: 出口はる
施工: 大出産業
写真: 中村 絵

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