ケーススタディ

CASE STUDY 01三軒茶屋の土地

奥さん「本当に明るいです!4階案は建築家の木下さんからの提案でした。南の窓は、あの上の方にある念のためっぽい窓だけです。基本的にはこの北側の大きなコレ。建てて程なく産休に入ったので家にいることが多かったのですが、景色も良く過ごしやすいです。」

ご主人「普通の住宅地なのに、世田谷のこの風景の感じは、木下さんは隣のたてものに登ってたので、分かって提案してくれたみたいですよ。風景をはめこんだCGも作ってくれてましたし、模型も何個も作ってくれました。本当にこちらのわがままもいろいろと取り入れてくれました。今から思えば、あのときが仕事が一番忙しい時期でした。いまは週末はこの家でちゃんと休んでますよ。」

高橋「この土地は北向きです。日本では南向きの土地や東南角地が価値が高いと言われていますが、これは戦後、不動産業界と顧客が一緒になって作ってきた壮大な「思い込み」です。南向きが良いことも、北向きが良いこともありますが、住宅の設計次第なんですね。日影規制で頭がポンと抜ける(高い建物が建つ)のは、土地探しの段階で何となく木下さんと打合せしていましたから。」

奥さん「高橋さんに会う前も、土地や建売住宅を結構見ていましたけど、これだなという住宅は全然ありませんでした。木下さんと高橋さんとも10個くらい土地を見に行きましたよね。三角の土地とか、遠めで広い土地とか。最後も、三軒茶屋か池尻大橋で悩みましたよね?でもお二人のおかげでそれぞれの土地で建てられる家が想像できて、今の家が一番良かったので、結局一番小さいこの15坪の土地になったんですよね。」

ご主人「4階はそんなにしんどくないですよ。お客さんがいま何階にいるのかが分らなくなったり、宅急便が来た時には1階まで一気に降りなきゃいけないくらいですかね(笑)。4階がリビングで、その下が子供部屋(子供階?)です。」

木下昌大「通常僕たちはクライアントから住宅の相談を受けるときには、既に敷地が用意されている場合が多いのですが、土地探しから相談を受けたのはこれが初めてで、とても貴重な経験でした。家の設計を土地を探すことから始めることで、こんなにも設計の可能性が広がるということを実感しました。不動産と建築の最良のコラボから生まれる理想的な家づくりができ、今後の新たな可能性を感じさせてくれたプロジェクトでした。もちろん、新たなコラボが生み出す新しい価値観に、共感してくれたクライアントがいて初めて成り立つ家であることは言うまでもありません。」

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